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清掃車
ARC1500


空港メンテナンス業務の中でも航空機の安全に欠かせないのが、滑走路のゴム除去です。このゴムは、航空機のタイヤと路面との摩擦によってゴムが焼き付いて付着するもので、着陸時に特に多く付着します。水はけなどのために施工された路面の細かい溝にゴムが詰まると、路面が滑りやすくなり、スリップ事故の原因となることもあるため、定期的なメンテナンスが必要とされています。滑走路での作業は、離着陸のない深夜時間帯にしか実施することができないため、短時間で行わなければなりません。

ゴム除去は、高圧水を吹き付けることにより路面からゴムを剥がし、汚水と共に吸引しますが、これを従来は、給水車、ポンプ車、バキューム車の3台で施工してきました。 ARC1500では、作業時間はこれまでの3分の1程度までに短縮でき、効率性と機動性が大きく改善されました。

特 徴

ARC1500のサーフェスクリーナーのジェットノズルは、直径わずか0.15ミリ。そこから水を噴出させることで高圧を生むことが可能となり、溝の細かい汚れまでしっかり除去することができ、仕上がりも格段に向上しました。洗浄状況も、運転席のモニタでリアルタイムで確認ができ、水圧や水量などは、液晶コントロールパネルで随時設定変更が可能です。

滑走路のゴム除去を主な目的としているARC1500ですが、一般的な路面清掃も得意分野で、水あかなどによる汚れも簡単に除去することができます。試験的に行った空港内の路面清掃では、黒ずんだ舗装面を施工当時のような白さに戻せることも実証されました。また、車両にアタッチメント可能なハンド式サーフェスクリーナーを装着すれば、標識などのライン除去に使用することもできます。研磨剤となる粒子などを使用する従来の方式とは異なり、粉じんが発生しません。除去した塗装片を水と一緒に吸い上げるため、処理後の清掃なども不要です。ARC1500は、1台にさまざまな機能を搭載し、少人数で作業できることから、他の空港などへの出張も可能となりました。実際、他県にも出張作業しており、高い評価を得ています。

今後はサーキットなど、空港以外でゴム除去が必要な場所への出張も視野に入れており、工場などの床面清掃にも活用が可能です。2015年12月に東京ビッグサイトで開催された、洗浄機器や関連技術の展示会「2015年洗浄総合展」では、日本に1台しかない路面清掃車として注目を浴びました。

ARC1500データ

  • 型式
  •              Volvo FH
  • サイズ
  •              全⻑11.000mm× 全幅2.500mm× 全⾼3.600mm
  • 作業幅
  •              750mm⼜は1.500mm (ゴム除去・路⾯清掃)
  •              200mm〜500mm (ライン除去)
  • タンク容量
  •              (清⽔)6.000L ・ (汚⽔)7.000L
  • 作業圧⼒
  •              150Mpa 〜250Mpa
  • 吸引能⼒
  •              12.000㎥ / 毎時
  • 作業速度
  •              0.3〜1.2km/ 毎時(ゴム除去・路⾯清掃)

驚きの作業効率

洗浄機のサーフェースクリーナーは、水圧 水量や回転数をきめ細かく設定することが可能で、超高圧水を利用してもグルービングと呼ばれる細かい溝や路面本体を損傷することなく作業を行うことができます。また洗浄水に使用した超高圧水と取り除いたゴムくずは、洗浄と同時に強力な吸引装置により回収されるため、除去後の路面もクリーンな状態に保つことができます。

ARC1500にライン消去専用のハンド式サーフェスクリーナーを装着することで、路面のライン消去が可能です。完全消去のほか、長年重ね塗りしたラインの表層だけを除去することもできます。サンドブラスト方式やショットラスト方式等と異なり、作業による粉じんが発生せず、作業効率が向上しました。

ARC1500は、工場の場内や屋内などの床面にある油分や汚れの清掃も可能です。各サーフェスクリーナーの超高圧ジェットノズルの交換や水圧を調節することにより、路面に対して最適な洗浄水で作業します。構内など広い面積の清掃には、ARC1500車両本体を、また屋内など狭い場所の清掃には作業員がハンド式サーフェスクリーナーを使用して作業を実施します。

採 ⽤ 情 報

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