今回は香典袋(不祝儀袋)の表書きについてご紹介いたします。

通夜・葬儀での香典袋の表書きは、宗教・宗派によってさまざまです。
通夜や葬儀では薄墨で文字を書くのが基本です。ただ、販売されている香典袋はすでに表書きが書かれているか、表書きが書かれた用紙がついているので、用途に合わせて購入しましょう。

表書きには、「御香典」のほかにも「御霊前」や「御仏前」などが用いられます。
仏式(仏教)では「御霊前」と書くのが一般的ですが、浄土真宗の場合は「御仏前」を用います。これは浄土真宗では、亡くなるとすぐに仏様になると考えられているからです。
キリスト教の場合は「御花料」、神式(神道)の場合は「御玉串料」を用います。

宗教・宗派がわからないときには、「御霊前」を用いるのが一般的ですが、「御香典」や「御花料」も良いとされています。
参列する葬儀の宗教・宗派を尊重して、適切な表書きを選ぶようにしましょう。

香典や葬儀全般に関する疑問は、ナリコーセレモニーへお気軽にご相談ください。