ARC1500

空港メンテナンス業務の中でも、航空機の安全な離着陸のために大活躍中のマシンが、ARC1500。
滑走路に付着したタイヤゴム痕の除去作業をわずか1台で完結できる
ドイツ製の超高圧路面清掃車です。
この車両は世界に数台しかなく、日本ではナリコーだけが保有。
成田国際空港のメンテナンスを支える、まさにエース車両です。
特徴1

緊急時にも滑走路を迅速かつ確実に清掃

滑走路に残るタイヤゴム痕は、航空機の離着陸の安全を脅かす大敵です。これまでのタイヤゴム痕の除去は多くの人員・時間・車両を要していた一大作業。しかし、ARC1500 を導入した結果、作業車両はこれ1台、作業員も運転担当者1名のみで完結できるようになりました。しかも、作業時間はこれまでの3分の1に短縮。空港メンテナンスの作業効率アップにとても大きく貢献しています。
ゴム痕が目立ち、
滑走路が危険な状態になると…
  • ●滑走路がタイヤゴムで汚れると、着陸時に航空機のスリップ事故の原因になるため、とても危険です。
  • ●滑走路には、雨天時のスリップ防止用にグルービングと呼ばれる細い溝が筋状に掘られています。その溝に、タイヤゴムが詰まることから、通常の舗装路面の清掃に比べ、時間も労力もかかります。
ARC1500 の導入により、
路面状態を迅速に解決!
  • ●直径わずか0.15ミリのジェット噴射により、グルービングの溝に詰まったゴム片も数秒で除去。幅1.5メートルにわたりジェットノズルが組み込まれているため、迅速に路面状態を回復させることができます。
  • ●ゴム痕に限らず、水垢・油分・古いラインなどの汚れも簡単に除去できることから、メンテナンス時間が限られている成田国際空港では大活躍。今後はさらなる活動の広がりが期待されています。
特徴2

緊急時にも滑走路を迅速にキレイにするハイテク機能の数々。

ARC1500の名前の由来は、エアポート・ランウェイ・クリーナーの頭文字をつなげたもの。1500の意味は、細さが0.15ミリ(シャープペンシルの芯 0.5ミリの約1/3)のジェットノズルが24本組み込まれた2基のサーフェスクリーナーによって、1500ミリ幅(1.5メートル幅)のゴム痕を1度に除去できることに由来しています。そのほかにも、路面の洗浄状況をリアルタイムに把握できるカメラ、路面状況に合わせて水圧や水量をきめ細かくコントロールできるタッチパネルなど、高性能で操作性にも優れた装備が搭載されています。
性能
型 式 Volvo FH
サイズ 全⻑11.000mm× 全幅2.500mm× 全⾼3.600mm
作業幅 750mm⼜は1.500mm(ゴム除去・路⾯清掃)200mm〜500mm (ライン除去)
タンク容量 (清⽔)6.000L ・ (汚⽔)7.000L
作業圧⼒ 150Mpa 〜250Mpa
吸引能⼒ 12.000㎥ / 毎時
作業速度 0.3〜1.2km/ 毎時(ゴム除去・路⾯清掃)
特徴3

1台で何役もこなせるので、幅広い活躍が期待されています。

滑走路のゴム除去が主なミッションの ARC1500ですが、他にも様々な路面清掃機能を兼ね備えています。工場床や舗装道路はもちろん、サーキットのようなグリップしやすい路面など幅広い路面の清掃に対応。また、黒ずんだ舗装面を施工当初のような白さに戻したり、古い標識ライン痕を除去したりと、驚くような機能も持ち合わせています。そのうえ、機動性にすぐれているため、北海道の新千歳空港をはじめ、他空港でも活躍の場が広がっています。
超高圧水により、路面のゴムを一気に除去
最大出力250Mpa(メガパスカル)という、絶妙なジェット水圧を利用することで路面を削ることなく、汚れだけを一気に洗浄。それと同時に、強力な吸引装置で汚水をすべて回収できるため、ゴム除去後の路面はまるで施工したての美しさに仕上がります。
工場の床面についた油分や汚れもおまかせ
工場内など広範囲におよぶ床清掃も ARC1500 におまかせください。狭い範囲でもハンド式サーフェスクリーナーを装着することでフレキシブルに対応できます。東京ビッグサイトでの技術展示会に出品し、日本に2台しかないスーパー路面清掃車として注目を集めました。
路面を削らずに、塗装ラインだけを除去
これまでの技術では、研磨剤を使用するため路面まで削ってしまったり、逆にラインを消しきれなかったりすることも。また、粉塵による苦情も問題になることがありました。ARC1500 なら研磨剤が不要。塗装片を水と共に吸い上げるため、粉塵も発生させず、ラインだけをキレイに除去することができます。
新千歳空港・富士スピードウェイなどへの
出張実績多数。
ARC1500を活用したゴム除去の
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