成田興業(株)創立(資本金1,500万円)
1969年12月2日に創立。資本金は1500万円。4坪の事務所で4人の社員で開業。空港内の土木工事並びに空港内より排出されるごみの収集運搬処理を目的として創立されましたが、成田国際空港の開港が反対派運動の活発化で7年遅れ、苦難を強いられる。事業収入がほとんどない中で、開港に向けて設備の充実や人材確保・育成には力を抜かずに、長い9年を乗り越えました。
成田国際空港メンテナンス業務及び
廃棄物処理業務開始
成田国際空港の開港と共に、会社も軌道に乗り、業績を延ばしていった。開港前年には、当時日本初の最新式公害防止施設(湿式電気集塵器)を導入し、排煙をクリーンなものに変えて公害防止に努めた。開港より1年半後には国際線旅客数が1000万人を超え、空港のメンテナンス業務とゴミ処理は、地域社会貢献の為に非常に重要な業務となった。
(株)ナリコーに社名変更
これから会社興すのだ という意味が含まれていた社名ではあったが時代と共に古くなってきた感があり、社名を成田興業株式会社から新たに株式会社ナリコーに変更した。
ナリコークリーンセンター第三工場完成
最新の廃棄物処理システムを導入した第三工場は、総工費30億円、次世代ストーカー式焼却炉(JS水冷火格子システム)を採用。処理能力は1日90トン。1時間あたり最大1350kwの廃棄物発電施設を備え、これにより、15.5%のCO2を削減できる最新のごみ焼却・排ガス処理設備を設置したことになった。
(株)ナリコー創業50年記念式典
株式会社ナリコーは、2019年12月2日に満50周年を迎えた。本社増設が行われ、葬祭事業でも新たに家族葬専用式場を増やす準備が進められている。また、空港滑走路の拡張計画に伴い、空港メンテナンス事業の人員の増員や即戦力となる人材教育に力を注いでいる。クリーンセンターの工場増設計画も進められている。